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  • 2014.02.15 Saturday

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作文(6月25日)



ANDADURA HP  http://www.andadura.net/ 



18回目…堀木さんとの「お話」vol.04



こんにちは。ANDADURAの山本です。

今回の「お話」は、竹内紙器さんのオリジナルの箱についてお話してます。


丁度、作文アップの2日後に、オリジナルの箱が展示されます。

なんとも絶妙なタイミングの「お話」4回目です。


それでは早速、堀木さんにイベントの告知をして頂き、

その後、簡単な箱の形状の解説をして、お話に入りますね。


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「ミンナ展」

日時:2012年6月27日〜7月8日

場所:base cafe

http://www.organic-base.com/topic/exh02/


sa20120625-1.jpg


sa20120625-2.jpg


もともとは、昨年末からフジカワエハガキさんのエハガキの印刷の一部をうちがお手伝いする

ご縁が始まりです。

今回の ”ミンナ展” のDMの印刷をフジカワエハガキさんからご依頼をいただき、

今回の会場となるベースカフェさんとその打ち合わせをしていた時に突然フジカワエハガキさん

から「堀木さんも一緒に出ようよ」とかなりの無茶ぶりをされたのが今回のいきさつです。。。

1年前からオリジナルの箱のプランを時間を掛け温めていました。今回は本当にタイミングよく、うちの二本柱の1本がほぼ完成の状態だったので「…それでは、よろしくお願いします…」

とその打ち合わせの場で即答してしまいました…


お時間が許すのならば吉祥寺まで足をお運び願いたいです。


初日と最終日は在廊する予定です。それと確定ではないのですが

6月30日、7月1日のどちらかも在廊する予定です。


会場でお会いすることを楽しみにしています。


それでは、失礼します。


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簡単箱講座


sa20120625-3.jpg

角留めタイプ


もともとは昔の貼箱の構造体。

板紙に直接針金で留めるタイプ。

これに上紙を貼って初めて紙箱としての強度が成立します。

紙の折部分は半分刃を入れて曲げるハーフカット。

角は留めている針金以外に空間が生じる。



sa20120625-4.jpg

平留めタイプ


俗にいう簡易箱(サービス箱)。

角留め同様板紙に直接針金で留めるタイプ。

角留めとは違い紙の折部分は筋押しという刃を入れないタイプ。

角は内側に耳がある為空間が生じない。



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貼箱


板紙に上紙を貼った俗にいう化粧箱タイプ



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竹内紙器オリジナルの箱について



堀木(以下・堀):うち今オリジナルの箱をここ一年以上かけて作ってるんですよ。


山本(以下・山):おお〜、それって、もう公表してるんですか。


堀:いや、まだしてないです。シリーズもので、大きく分けて2つの柱で考えていて、

そのうちの一つの柱が出せそうで…ここまで延ばしてるんだから、中途半端で出すのは嫌で、

ほんと納得してから出したいと…ひとつのラインの方は、もうそろそろ、あと試作作って

おわり位の状態になってるから…


山:どんな感じなんですか?


堀:うちの最近一番お得意のあれですよ。針金のやつ(平留めタイプ)です。

また出来上がったらお見せしますよ。


山:是非!僕も堀木さんのオリジナルの箱の事はよく考えますよ。


堀:考えてたんですか。(笑)


山:(笑)考えてました。僕だったらどうするんだろうって、考えましたよ。うーん。

ちょっと聞きたいんですけど、硬化パルプあるじゃないですか、あれって、どういう行程

なんですか?後で、そういう加工は出来ないんですか、最初からそういう素材を、特殊な機械

で曲げて成型してるんですか。


堀:うちはそこら辺、加工する機械がないから、詳しい事は分かんないですけど。

基本はあれは、形に切るっていうのも、、紙じゃなくて木を扱うように考えてくれ、って

言われますね。


山:あーそういう事なんですね。いや、硬化パルプって、普通の紙を成型して、

ニスみたいな固める素材にどぼんとつけて、そんな二次加工で硬化パルプみたいにできたらなぁ、と。すごいいいなあと思うんですよ。


堀:うんうんうん。


山:丈夫で、厚めの紙で、長く使えるような…。日常で紙を使うのって…

エフさんのあるじゃないですか(註:エフスタイルさんのワックスペーパーボックス)

堀木さんのところで作ってるやつ。

あれコーヒー豆を入れるのに使ってますが、日常で紙をヘビーな用途で使うのって、すごい

贅沢ですよ。硬化パルプも素材として好きなんで、探すんですけど、どれも高いんですよ。


堀:木より高いですよ。


山:無印が唯一手の届く値段で出してるんですが、なんか、カシメ止めなんですよね。

あれが、堀木さんのとこのボール紙の厚いので、ステッチャーでバチッと止まってて、

硬化パルプみたいに使えたら…いいなと思って…


堀:今回出すオリジナルの箱の1番にこだわったところは、紙の選定で…あくまでも通常に

入手できる紙の中でと考えるけど、それじゃありきたりなものになっちゃうんだけど、

それにちょっと加工をして形にしていったら?って考えて…そうすると現実的にはうちにある

機械で、どう加工できるか?出来ないか?

ってゆう事になるから…今回のラインは自分的にはもっと日常に、普通にあって欲しいもの…

でも、なるべく金額的には下げたいといったところで考えて…且つ、日常使いしてても、

普通の水に濡れたらだめとか、そこで一発で終わっちゃうとかそういうレベルではないところ

で… 決して超丈夫とか、そう言うものじゃなくて…いろいろと考えて、今回のはうちで2次的

な加工をして表面強度を増してるんです。


山:うんうん


掘:それと、使っていてステッチが外れちゃった、と…でも、今回のかたちだったら、

自分でホッチキスで止めて修理とか…


山:あ〜。L字のホッチキス(註;角留めタイプ)じゃなくて…


堀:あっち(註;平留めタイプ)にしました。


山:そっちの方が丈夫ですもんね。もう一つのラインはどんな感じになるんですか?

貼箱(註:貼箱)になるんですか?


堀:そっちは、うちはメインが貼箱だから…、それも今ある中で、奇をてらわずに…

フォルムの部分でいうと、エフさんとのシリーズをやった時に、自分の中ですごく、閃きと

いうか、ほんとコンマの世界で、触りたくなるか、ならないかっていう感覚ってあるんだなぁ、

って。そのとき初めて自分んの中で体感して、そういう意味でのコンマの世界でのフォルムの

違いを意識しつつ、あとは例えば外国から、紙引っ張ってくるルートがあればやるけど、

ないわけだから、変に奇をてらわずに、国内で手に入るもので形にしていくってゆう。


山:そっか〜。名刺入れなんかは、作らないんですか?

あの素材でうまい事作るとなると、いま留めがステッチャーじゃないですか。あれ以外の留め

の方法があれば、いろんなものがつくれるなぁとも思います。可動するものもいけるのなぁと、

勝手に寝る前にいろいろ考えてます。(笑)


堀:もともと自分がこういう動きをはじめた当初って、自分が欲しいなぁって思えるもの、

っていう部分で、素材とかも選んでたから、偏ってるんですよね。なんだろ、紙って普通の人

が思ってるより、原材料として高くて…


山:そうですよね。桐箱の方が安いって聞きましたしね。箱の完成はいつぐらいになりそう

ですか?


堀:5月中にはって思ってるんですけど…最終の試作がうまくいけば、そんな感じです。


山:楽しみにしてます!


堀:でも正直言えば、もともとオリジナルを作るっていうこと自体すごく迷ったんですよ。


山:えっ!


堀:そもそも自分が箱に対して今みたいな動きがしたいって思った一番最初のきっかけは、

ただのツールとして使える。俺の中では、映画でゆうところの名脇役。主役じゃない。

でも映画でほんと面白いな〜って思えるのって、いい脇役の人が、周りを固めてる映画って

ゆうのが面白いなって思うし、見応えがあるし。

そういう意味で、全面に出るって事にすごく躊躇して、すごく悩んだんですよ。

でもだから時間をかけなきゃ意味が無い。普通に今ある、この紙好き。このかたちいい、

便利ってだけで、作るのは違う。

そうじゃなく。うちら工場だから、決してデザイナーさんでもないし、なにかプロダクト

作ってるわけでもないし、作る場所ってゆうのを、ちゃんと伝えつつ、今言ってた、主役じゃ

ない。その人の日常の中で、使ってていいな、と思ってもらえるものってゆうのが、すごく

難しくて。


山:うん。奇をてらわず、大事にしてもらえる…、難しいです。


堀:発表の仕方でも、すごいもめて。最初はシリーズ的なものをやってくってゆう大枠が

決まって、そのシリーズを、今ある春夏物みたいなコレクションみたいなかたち発表してく

ってのは… 継続してやってくって部分でもやりやすい方法なんじゃないかって意見も出たり

したけど、自分の中でフィット出来なくて…なんでかって、いま営業活動してないじゃない

ですか。

お客さんの方から、紹介でって言われてる中で、お客さんの方がやりたいってのが漠然として

いるものを、こうしたらいいんじゃないですか、ってゆうもの、要するに、与えられて、

初めてそれに対してやって来てたから。

僕たちこういうのやりました!ってゆうのは、違和感があって。今は2本柱のうちの一つを、

出してみてですね…とりあえず大橋のあそこがあるから(註;竹内紙器さんとレアジャムさん

の共同のお店、shed that roared)そこで出して、DMとかももしかしたら、いらないんじゃ

ないかって話にもなってて。


山:うんうん。


堀:気付いたら、出てました。みたいな方が、俺からみたら自然だし、うちの今の会社が

いろんな人に紹介されて、結構知ってもらってるのは、紹介だから…その方法で考えれば、

とりあえずこういうの出しましたっていうのを言って、あとはそれを欲しいって人がいたら、

渡して。

置きたいって言ってくれる店があれば…でいんじゃないかって思って。


山:春夏とかは違いますよね。(笑)

お客さんから仕事が来た時に、お客さんの納期も延びますしね。僕も定番でやってて、

シーズンではやってないんですけど、制作とデザインが分かれてたら出来るんでしょうけどね、

シーズンって、ひとりだと、少し厳しいですね。新しいもの作るのって優先順位でいうと、

意識的には高いけど、実際的には低いですからね。結局注文もらったら、そっちを先にって

思ってしまいますし…


堀:うん。だから延ばしてたんですよ。去年の年末とか、ホントに大変だったから…

うちはうちのスタンスでやれば…

今のモノを作って売るっていうのとは、全然違うところの出方したってぜんぜんいいんじゃ

ないかって、思うし…


山:ぽん!って出てても、それが、きちんと考えれたかは、何となくでも、分かりますよ。

どんな出し方であれ。




  贈与!?展



山:堀木さんのオリジナルが出来て、一段落ついたらやりましょうよ、箱展。

(註:竹内紙器さんで箱を作ってる作家さんを集めて、箱も同時に見てもらえるような展示会。

今年に入って思いついて、堀木さんにやりましょうよ、言い続けてる展示会。凄く未定です。)


堀:箱展!


山:ネーミングを考えてるんですけど、「贈与」みたいなニュアンスでやれたらと思うんです

よ。生々しく… でもタイトルがギフトとかだと違うし、贈与なんですけど、そうするとなん

だか、窮屈じゃないですか。

「贈与展!」絶対行きたくない。(笑)なにされんの、みたいになるじゃないですか、これ。


堀:(笑)


山:思想がありすぎると窮屈だし、ないのも面白くないじゃないですか。

ネーミングがいいのがあると、明確になるような気がしますね。

でもぜんぜん見つからないんですよ。寝る前に考えてるんですけど(笑)


堀:ほんとネーミングって難しいですよね。アイラブユーとは言えるけど愛してるとは言え

ないじゃないですか。なんか。

そこって、母国語の入り方と外国語って。キャッチーですよね。でも単純に英語使うって

躊躇があるし、でも日本語の中でやるっていうのにも躊躇があって、そうするとマークなの

かなって。


山:うんうん。


堀:プリンスになっちゃうじゃん(笑)って。


山:ほんと、オリジナルの箱も見てもらって、いろんな人の伝えたい物も見れて、

いろんな気持ちとかも、のっかってるものが並んで…箱も、中身もあって…

すごいいいものになると思うんですよね。いつかやりましょう!


堀:はい!!



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竹内紙器さんのオリジナルの箱のお話、いかがでしたか?

「ミンナ展」でオリジナルの箱をご覧下さいね。

「お話」は次回が最終話になります。


さて、今回もお酒のコーナーで名倉さんに締めてもらおうかと、

淡い期待を抱いてましたが、先手を打たれたようです。

今回もハイボールとの事です。


それでは、次回の「お話」もお楽しみに、です。



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※「作文」は隔週月曜日の更新となります。

 ご感想は下記mailまでお気軽にどうぞ。


手創り市

http://www.tezukuriichi.com

info@tezukuriichi.com







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