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  • 2014.02.15 Saturday

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健康より、はじまる 9月6日号



近藤康弘



ある時、私は彼にこう言われた。

『健夫の健と康弘の康を合わせると健康になるやろ。一緒に健康的なモノ作りをしようや。
きっとこれは天命やで。』

私、近藤康弘と須原健夫は大阪府の千里ニュータウンという同郷に育った、歳を同じくする幼なじみ
である。幼なじみといっても実際に付き合いが始まるのは高校で同じクラスになる時からだ。
あれから17年がすぎようとしているがこうして陶芸と金工の作家として、何より親友として、付き合い
が続いているだろうとはその頃はまさか夢にも思わなかった。

私は、もともと高校を卒業してから陶芸に興味を持ち、その道の学校に入ったわけだが、この業界の
事など何も知らず、その頃は我が出た個性的なモノを作り出す事だけを将来の仕事に考えていた。
しかし、そんな私に、人生でも特にみじかで自分を見てきた姉が『あんたは人と違った変わった事
したいとか、自分には才能あるとか思ってるやろうけど、違うねんで、普通やからね!』と言われた。
この一言にショックを受け、又、実際そうだなと落ち込み、早くもこの道を諦めかけていた。
今、思えば心配をした姉なりの優しさだったのだ。
そういった将来に対しての不安や迷いに押しつぶされそうになっていた頃、彼から健康コンビ結成の
誘いをもらったのだ。
本当に嬉しくてあの時は生まれて初めて、自分が生まれてきた使命感を感じたのだ。
今でも、夜に一人静かにろくろに向かうと彼のおかげで今ここにいるのだなと思う事がある。

、、、そういったきっかけで私はこの仕事に就く事を決意し、いろいろありましたが、今現在私は、
栃木県益子町の片隅に、工房として古い民家を借り窯を築き、焼き物を焼いております。
これから、この∴つづるの誌面において、自分の事やお互いの事などを交互につづっていくわけです
が、過去を振り返ってみると、いかに自分の人生の要所要所に彼がいたかを感じます。
もちろん、長い付き合いのなかで、良い事ばかりじゃなく馬鹿も数多くやってきたわけですから、
時に面白いエピソードや、真剣に今考えている事などを交えながら二人のことを紹介していけたら
なと思います。
主催者の名倉さんよりこの連載の話を戴いた時、まず戸惑い、断れればと思いましたが、完成された
作家さんよりもこれからの作家さんと共に歩んでいけたらと言われ、嬉しく思いそれならばと受ける事
にしました。
良い機会を頂き感謝しております。

慣れない作業のため、拙い文章ですが、しばらくの間おつきあい頂ければ幸いです。

・・・・・

∴ つ づ る の新連載【健康より】。
近藤康人さんと須原健夫さん二人の同志による記事を今後もお楽しみください。
次回は須原さんからの記事を配信いたします。

※【健康より】は毎週火曜日更新となります。

手創り市
http://www.tezukuriichi.com






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