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  • 2014.02.15 Saturday

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248 note (5月30日)



夢が叶う装置。



諸事情があって、資格試験の勉強をしています。

学校で習ったような習ってないような抵抗やらコンデンサやら…

オームの法則の計算の仕方なんて、遠い記憶の中にあるような…


回路図をみてると、それはもういろんな部品で

このパソコンなんかも出来ていることに気付かされます。

使っている方は、ボタン一つ、クリック一つで簡単操作です。

でも、うまく動かなくなったらもうお手上げ。

操作が簡単になればなる程、中の構造は分からなくなるものですよね。

それを解明するのがなんだか楽しかったりするんですけどね。


そんなことを考えながら、勉強そっちのけで何気なくテレビを見ていると、

昔ながらの製法で香料や着色料を使わないお線香を作っているおじいさんが出てきました。

「自然の香りを天国に届けるのが僕の夢なんです」と言うおじいさん。

年齢を重ねても夢を語るおじいさん。

…格好いい。


私たちにもちっちゃな夢や、大きな大きな夢があります。

そのかなり大きな夢は何かと言われると、

今は行動がともなわないので恥ずかしくて言えないです。

それを堂々と胸を張っていうテレビの中のおじいさんに

憧れすら感じます。


スイッチ一つで夢が叶う装置を作ろうかな…。

ただ、不明な回路がありすぎてメンテナンスは一切出来ませんけどね。


そんなことばっかり考えすぎて勉強が進みません。

あー頭がぐるぐる回る…




※「248 note」は毎週水曜更新となります。

 ご感想は下記mailまでお気軽にどうぞ。


手創り市

http://www.tezukuriichi.com

info@tezukuriichi.com







作文(5月28日)



ANDADURA HP  http://www.andadura.net/ 



16回目…堀木さんとの「お話」vol.02



こんにちは。ANDADURAの山本です。

前回から引き続き竹内紙器製作所の堀木さんと「お話」してます。

早速ご覧下さい。



 作文の話から…



山本(以下・山):作文を書いてると、すごい個人的に思ってる事ばっかりで、

広がりがないというか…

でも堀木さんと話す事って、個人的な部分というより、世の中の中での自分の事を、

話しているじゃないですか…

でも実際、そこまでを作文で書こうと思うと、技術的な部分なのか、なかなか書けないんです。


堀木(以下・堀):ぜんぜんそういう風には思わないですよ。


山:書いてて常にそう思ってました。でも堀木さんと話してる事って、もっと大元の

部分を話するじゃないですか。

作文で個人的な部分だけだと、違和感があって…

だから前半が終わった時に、2人でこうやって話すると、個人的じゃないところも

のっかるかな、と…

作文に関して、あーだこうだと話すよりも、普通にこうやって話して、そういう部分が

のっかってくればと…希望的観測ですが。

それで、バランスがとれるのでは、と…。まあ繋がってる話でしょうしね。


堀:そうですね。繋がってると思うし。自分は書く能力がないし、でもいつも思うのは、

こうして話をしてて、何かを、共有、共感してる部分ってあるじゃないですか、この場で。

たたそれだけでもいいなって思うし。


山:それができれば(笑)


堀:若い時にしょっちゅう、うちでやってたんですよ。

両親が離婚して、もともと住んでた家がたまり場になってたんですよ。

家族が住むような家に、俺と妹しかいなかったから、友達連中のたまり場になってて、、

毎晩までいかないけど、しょっちゅういろんなことを、

そこで話してて、正直、これで飯喰えないか、くらい…

今から思うとちゃんちゃらおかしい話しかしてないんだけど…

それってなにかっていうと、自分が欲してるもの、要するに、刺激と安定をもとめてる

じゃないですか、どこかで。

で、刺激の部分っていうのが、自分を何かしら変えたいってゆう欲求からきているな

と思うんですけど、例えば、樹さん(註;内田樹さん)の本を読んでいて思うのって。

なんか読んで満足するというか、考えてそうだよな、っておもうだけじゃないですか。


山:うんうん


堀:でもそれって、普段の生活の中で変わってゆくし…


山:そうそう、変わるんですよ。堀木さんが樹さんにはまったのは、構造主義の本から

ですよね。

あれって結局、自分自身が、全部考えて決めてる事も、もっと違う次元で決まってるじゃん、

ってゆう。

大元の部分を発見してゆくことじゃないですか。構造主義ってそういうものだと勝手に

思ってます。

構造主義って突き詰めると、どんどん謙虚になってゆくと思うんですよ。そこが僕が

はまった理由の一つかなと思います。

自分がやろうとしてる事も、結局大きい流れみたいなものの中で…ってことですからね。

そして、謙虚になることで、いろんなものに開けてゆくってゆうか…


堀:うんうん。分かった気になると、そこで理解がとまりますもんね。


山:村上春樹の小説の中で、「理解とは誤解の総称だ」ってあるんですけど、

それも止まらない極意ですよね。

そういう考え方ってすごい影響受けてると思います。

たぶん作るモノも影響されてると思います。

技術ってゆうものが、作るものも決めるっていう考え方するようになったのも、

その延長線上にありますからね。でも会社では通用しないんですよね。理解の積み重ね

ですからね。

ハードル下げてでも、分かるようにシステムは組まれる…


堀:あと、俺は個人的にはオープンソースなんすよ。でも会社じゃ絶対だめってなるんですよ。

オープンにしてしまったら、自分のところで考えて出来たものを、他のところが真似して

出来たとすると、自分たちが利益が得られるものを、他にとられるじゃないかと、

言われるんですよ。

確かに今のシステムの中だと、そうなんだけど、それだったら、誰も何も生まないじゃん、

って思ってしまう。


山:コピー大国、中国みたいな…


堀:そう。でもそうじゃなくて、オープンにした上で、真似されたって、その上をいきゃ

いいじゃんと思っちゃうんすよ。個人的な考えなんですけど、コピーされるって事は、

単純に俺がやったのいけてるんじゃんって(笑)


山:そうそう。認められてんですよ。


堀:最近はやってないんですけど、8年くらい合気道(※1)やってたんです。

元々飽きっぽい性格だけど8年間も継続してやれたひとつの理由ってのは、

オープンソース的な考えなんですよ。合気道って、相手がいないと成立しない稽古だから、

その中で同じことやってても毎回発見があるし、自分の立場が上になってきて、

それを教える事で、さらに面白くなってきてるんですよ。それって、すごく理にかなった

やり方だと思います。

システム的に、一番上が一番大変なんですよ。すべてに目をゆき届かせるわけだから。

あと、自分が続けれたのは、上の教え方が良かったから、自分で天才だと思ってたんすよ。

初めて1年くらいで(笑)


山:ははは。


堀:俺ってやばいって。すごい出来る子だって、思ってたけど、出来れば出来る程、

上に立ってた人が上手だったって事で。

それを発見した時に、今すごく大事な事学んでんだって…

技どうこうの話じゃなくて、人が人として人の上に立つのって、

継続させてゆくって事を学ばせる理にかなった稽古なんだなって…

オープンソースの考えになってんだろうと思います。そこですね、ほんと。




  ワンピースの話から…



堀:今更なんですけど、うちのが『ワンピース』(註は不要ですよね。)って面白いの、

って言ってて、前に一度途中まで読んでた事あって、うちの職人が持ってたから、

借りて読んだんですけど、あれは自分の中で一番理想ですね。


山:僕は途中までですね。どんな部分が理想なんですか?


堀:俺みたいなやつが読んでて、涙腺緩みそうな部分とか、ルフィーの台詞とか、

そういうのがありつつ人気もちゃんとあるじゃないですか。要するにスーパーポップ

じゃないですか。

ちゃんと両方備わってる。こういう表現って樹さんの言う、成熟の一つのかたちなん

じゃないかとも思って。


山:そうですね。どっちか極端てのはありますが…宇宙兄弟なんかも両方あると思います。

少し重心は違いますが、谷口ジローさんも両方ありますよね。昨晩『ブランカ』って

谷口ジローさんの犬の漫画読んだんです。あの人はすごく前衛なのにそう感じさせない。

ワンピースは大衆的だけど、こんなひねくれ者でも涙腺緩みます。

まぁ、大衆的とかそういう分類って無意味なんですが…、どう感じたか、ですからね。


堀:そういうのって、昔から必要な事なんじゃないかと思ってたから…

マニアックすぎて正当な事言ってたって、意味が無いと思ってて、今で言うところの、

秋葉系とかってあまり共感できないしね、なんだか閉じてて、マイワールドで、まああれは

自己開放とかの意味合いでしょうけど…


山:でも両方あるとか言いながらも、戦略的に意識してやってるんじゃなくて、まあ

個人的にやってても、結果的にそうなってるんでしょうね。

「男は幸せを求めるもんじゃねー」ってナルトに出て来るんですけど…


堀:少し文脈が?


山:結果って事です。求める事じゃなくて、結果…伝わるかも結果…。

まあ幸せは心の状態みたいなものだと思いますけど…

両方って事で言うと、岡本太郎ってバラエティーとかにも出てたじゃないですか。

聖なるのもは俗なものに宿るというか…


堀:うんうん、そうっすよね。


山:だからバラエティーにも出てたんだろうって思います。

本とか読んでるとすごい賢い人ですよね民俗学学んだり…。

両方あるって、本当に必要な部分だと思います。


堀:バランスなんですよね。もともとカウンターじゃないけど、皆が右向いたら

左を向くタイプだったんですよ。


山:それも流行にのっかるのと同じ事ですもんね。それの裏表ですもんね。


堀:福島から、一年経って一番変わったのは、そういう部分なのかな、って。

どんどん視野狭くなってったんですよ。偏ってた、自分の中で…

去年の今頃とか。あの事があって初めて次の日に、原発ってどういう風になってんだろう、

で調べはじめたのがきっかけで、おかしい、と。原発というより日本のエネルギーってこと、

政治の事とか、日本人の気質ということとか…

視野が狭くなってるから。でも今この状況で、そうならないやつの気が知れないって、

どんどん剥離していっちゃう。


山:うんうん。


堀:でも今年に入っていろいろ考えてる時に、じゃ実際に自分のこの距離感って誰が

作ったのかって考えたら、俺だったってことで。いかにそれを認めた上で剥離した部分

の差を縮めてゆけるのかって考えてったら、人と話をして、そこで何かが生まれて、

いい方向に進むってゆうのが原点なんだろうと…

武道の話の延長になるけど、自分がちゃんとした姿勢で、手の届く範囲ってゆうのが、

今の自分の大きさであって、そのなかで動いてゆく、自分の姿勢が崩れた状態で、

手を伸ばしてもダメだろう。だから自分の身丈ってものが大きくなれば、今まで出来

なかった事が出来るようになるだろうし。

そうなるには、自分で努力をしてゆくしか方法がなくて、楽な方法も無くて、

地道に自分のペースでやってゆく事しかないんだろう、って思った時に、すごい楽になって。

バランスとれたんでしょうね、自分の中で…


山:僕は、自分が作文に文章を載っけたりするのにも、矛盾は感じます。自分の

バランス感覚の危うさを感じます。

自分の仕事ってゆうか、明確に仕事ではない部分でする事に対して後ろめたさでは

ないんでしょうけど、作ってるだけでいいじゃんって、それは、なんなんでしょうかね。

でも、それでもやるのって、誰がここまでが自分の仕事って決めれんのかって思ってる

からです。きっと。


堀:俺も思ってて、だからこうやってインタビュー受けたりしてるんだと思いますよ。


山:会社で働いてる時って、線引きは明確じゃないですか。そういうやり方が嫌で、

そういうのがあったから、一人でやってみて模索しているところもあります。

いざ自分がやってみると揺れます…

でも、そこら辺は揺れながらやっていけたらと思います。


堀:うんうん。線の引き方って、企業で言えば、会社にどう利益をもたらすのだ、

ってのが線じゃないですか。

そこを、引く事でかえって狭くしているし。俺は立場的には経営者サイドだから、

ほんとは見ていかなきゃいけなんだろうけど、

そこだけみてたら面白くないって思うし、少なからず今、トップでは無くて2番目だから、

今のポジションでやりたい事、やらせてもらえてるっていうのは有難い事です。


山:それに、自分が揺れてると自制もききますしね。自分が正しいって思ってる事を

正しいままゆったりとか。

自制があればもう少し違う言い方もできますしね。矛盾を抱えてるって、ほんとすごく

大事な事だと思います。


堀:ほんとそうなんですよ。成熟ですね…

俺はそこら辺の事は夫婦生活で学びましたよ。

特に一番最初の頃。自分の当たり前の価値観が通じなくてっていうのを繰り返してる中で、

ほんと自分の言ってる事が正しいのかってことは、うちの嫁さんに気付かされて。

今思うと大事な経験をさせてもらたって思うし。


山:矛盾を感じるのは重要で、矛盾してない事って、自分がちゃんと見れてないんだな、

ってすら思いますからね。

いろんな角度から見ると、大切な事ってだいたい矛盾してて、そのなかで、どうするかっ

てことですからね。

矛盾の無い中で答えが出せるのって、大して考えてないからだと思いますよ。まあ直感は

大事ですが…


堀:内田樹さんの『呪いの時代』の、自分の適職(註:適職という発想でみんな不幸に

なってるという内容です。詳しくは『呪いの時代』をご覧下さい。2人のお勧めです。)

のところ、あの辺はほんと、分かる!みたいな。


山:結局樹さんになっちゃうんですよね。(笑)


堀:(笑)


山:僕は8年くらい読んでるので、すぐ引用が出てきますからね。(笑)

作文を書いてても、樹さんのを、ものづくりに置き換えただけみたいに感じてますから…


堀:うん、出てると思う。


山:これは、自分の意見だみたいに書いても、あとあと本みると、書いてるんですよね。

だから自分でそうなんだなって思いますよ。これ言いたかったんですよ。

結局自分の意見じゃないって事、置き換えただけって事。なんだか詐欺行為みたいに

感じてて…これで、すっきりしました。ロバの耳って井戸に叫んだ人の心境です(笑)


堀:俺は井戸ってことっすね。(笑)



※1:厳密には親英体道だが自分が所属していた鎌倉道場は後に親英体道本部から

離れ「鎌倉稽古場一所」として今も鎌倉にて継続している。

親英体道創始者(井上鑑昭)と合気道の創始者(植芝盛平)とは叔父と甥の関係。

別々になる前は合気柔術としてともに稽古をしていた。


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少しすっきりとした感じで終わった、「お話」の2回目です。デトックス編。

さて、今回はおまけで堀木さんに文章を頂きました。おまけというか、次回から、

堀木さんのお話の中に、「今の動き」という言葉が出て来ます。

それがどういう動きなのか、少し説明が必要だなと感じましたので、お願いして書いて

もらいました。次回からすんなり入って読んでもらう為にも、ご一読下さいね。


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「今の動き」いきさつ


自分の竹内紙器製作所での正式なスタートは12年前のシール印刷部門からだった。


先代が箱の仕事の片手間で始めた部門だったということと、低価格•短納期へと時代の要求が

高まっていったことが相まって、必然的にうちへの仕事もそのようなものが集まってきた。


その頃あるお得意先の営業に言われたフレーズがいまだに頭からはなれないでいる。


「仕事与えてやってんだから、黙ってこっちの言う事聞いてモノ納めろよ。

 ガタガタ言うなら他にまわすぞ。」


○その営業の人の考え方


  お得意先>竹内紙器製作所


○自分の考え方


  お得意先=竹内紙器製作所=仕入れ先


この自分の考え方はおかしいのか?。。。

いや、仕事ってギブアンドテイクなんじゃないの?。。。


その当時はモノ作りする人が今よりも軽んじて見られている気がしていた。

もしかしたら、ただの被害妄想なだけだったかもしれない。でもその時はそう強く感じていた。


そして色々と感じ考えて出た結論が


「製造業をなめんじゃねーぞ!!」


だった。



数年前、現在の統括工場長(以前勤めていた会社では9歳の頃からすでに印刷機に

触れていたという逸材)が縁あって竹内紙器製作所に入ったことにより、うちの社長が

より安定した仕事量の確保を目的として決断したのが、スーパーなどで大量に消費される

割引用のシールなどが刷れる印刷機だった。。。

自分も工場長も感覚的に大量生産の方向ではなく、付加価値のあるものを作れる機械の

ほうがいいのでは?と感じていた。しかし、その当時はそれを説明できるだけの言葉が

2人にはなかった。

そしてそれから毎晩、日付けが変わるまで印刷をする日々が始まった。


シール印刷の場合、思っている以上にゴミが出る。見当合わせが完了するまでのヤレ、

シール製品以外の抜きカスやシールの台紙などなど。

「自分が日々刷っているものがすぐにその役目を終え、

 各家庭のゴミ箱に捨てられてるんだ。。。」

そんなことをふと考えた時に、何かすごく空虚なものを感じた。


それから悶々とルーチン的に仕事をこなしていたとき、うちのカミさんの誕生日が

やってきた。

もともとサプライズさせる事が好きな性分なので、あれやこれやと考えを巡らせ

「これだ!」と考えたのが


「小さなアクセサリーをアホなぐらい大きな紙箱に入れよう!!」


だった。


あんなに日々悶々と過ごしていたのに、プレゼントを何にするか色々と考えている時は

ものすごく充足した気分だった。

そしてその時、

「あ〜。。。うちはすごく大切なものを作ることが出来る会社だったんだ。。。」

と言う事に気がついた。

竹内紙器製作所の可能性は『箱』だ!


人の気持ちを大切な人に伝えるツールとして、その架け橋になる紙箱。

たとえ1個でも作りたいというお客さんの気持ちが本当にそこにあるならば、

その1個に応える紙箱。

よくわからないけどこの紙箱は取っておきたいな、と感じられるような紙箱。

そんな箱を作りたいと思うようになった。


そして、まずは自分の好きな紙探しから始まった。


そんないきさつです。。。。


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スーパーのシール製品から、箱に可能性を感じ動きはじめた、堀木さん。

現在はどんな感じになっているかは、竹内紙器製作所HPをご覧下さいね。


それでは、「お話」次回もお楽しみに、です。


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どうも、名倉です。

堀木さんとのお話、

様々な話に飛び交いながらも二人のセッションは続き、

読んでるこちらが妙に引き込まれます。

ハイボールを飲みながら「そっか〜」と読みたい気分。



※「作文」は隔週月曜日の更新となります。

 ご感想は下記mailまでお気軽にどうぞ。


手創り市
 





拝啓_かしこ(勝手に考察編)

隔週ごとに更新されている清水美紅さんによる「拝啓_かしこ」。
今週はお休みの予定でしたが、鬼の居ぬ間にじゃあ御座いませんが、
勝手に彼女のこれまでの「拝啓_かしこ」を分析?してみようと思います。
要するに、余計なお節介。

さあはじまりはじまり。

最初の一投目。

初投稿ということもあり、なんとかハガキサイズで込めようとしているのがよく感じられる。
込めつつも、抜け感があったりもするのだろうか。


次の絵を紹介。

ハガキサイズという清水さんにとっては極小サイズとも言える中で、なんとか四苦八苦し、
毎回工夫をしていることを感じさせられるが…いかんせん窮屈に感じるのは私だけでしょうか?
絵の感じ方は個人的なもので良し、と思います。
けれども、私の個人的な感想は窮屈という感はいなめない。

そして最新号。

拝啓_かしこの連載について話をしてみると、

やはりハガキサイズということに挑戦をしつつも、苦労もしているとの事

だった彼女は一転、自身が感じていた苦労という名のトンネルから抜けだした?

かのようなハガキが送られてきた。

漫画のようかもしれない、

けれども彼女の感覚というものはしっかりと届いているような気がした。

気のせいかもしれないが、気のせいではないかもしれない。


次週は彼女の本編が届きますので是非ともお楽しみ下さい。

お邪魔しました。


名倉


※「拝啓_かしこ」は隔週土曜日の更新となります。


*拝啓_かしこの「はいけい」が「背景」となっておりました。

 失礼しました。正しくは「拝啓_かしこ」です。(5月27日早朝付)


手創り市

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KITATODATORONTO LAST




from KITATODA
湯本佳奈江





from TORONTO

machidasaki






今回のお届けで最後のKITATODATORONTO更新となりました。
最後は北戸田・湯本さんとトロント・町田さん双方にによる投稿となります。
今までご覧頂き有り難う御座いました。
町田さんが日本へ帰国後、リアルKITTATODATORONTOとして展覧会の準備を進めます。
どうぞ宜しくお願い致します。

名倉


※「KITATODATORONTO」へのご感想は下記mailまでお気軽にどうぞ。


手創り市
 





琉球折々(5月24日)





私はものを作るのが好きです。


こどもの頃 書道や絵画を習わせてもらい

家では母が裁縫や編み物をする姿を見て真似っこしたり


ものづくりがとても身近な環境だったのだな、と今更ですが思います。



今は時間があまりないので、あれこれとチャレンジすることはありませんが

毎日の料理 これもある意味ものづくり。



野菜の皮をむいて 一定の大きさに切る

出来上がりを想像しながら味付けをあれこれしてみる


仕上げは 食べてくれた人が「おいしい!」と言ってくれる。

これほど嬉しいことはありません。




ものを作る工程が好きです。

集中して他に何も考えず ただモクモクと目の前にあるものを作り上げていく

不器用でも、仕上がりが不格好でも、

その工程が昔から好きです。




我が家の3歳児も (たぶん)私に似たのか ものを作ることが大好きです。


ちょっと難しいかもしれないけど、と思いながら

先日一緒にシーサーを作りました。






途中で飽きてしまうかな、と思いながら見ていましたが

1時間集中してがんばっていました。



ただモクモクと、夢中になって色を塗っていきます。



時折「上手だねーかっこいいね!」と言うと


にっこり笑い 得意顔。







3歳児のシーサー。生涯の宝物がまた一つ増えました。



年に1度作って こどもの成長の証にするのも良いかなーと思います。



大人も子どもも共通して ものづくりは楽しいな、と改めて感じることのできる1日でした。



※「琉球折々」は隔週も供養更新となります。

 ご感想等は下記mailまでお気軽にどうぞ。


手創り市

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