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  • 2014.02.15 Saturday

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248 note (最終回)




今日で248noteが終わります。


今の気持ち。


私たちは『∴つづる』をやらせて頂いて、本当に良かったなぁと思いました。

それは、なぜかと言うと、色んなことを考えることが出来たからです。


作品のこと。自分たちの想い、考え方のこと…

実際に、文章にして書く、ということは

自分と向き合って考えを整理することだったり、

新しい発見を生むことだったりと、良い効果がたくさんありました。

だから248noteは、私たちの財産となりました。

ただ、再三言うように、毎週いろいろなことを書く、ということは

簡単ではありませんでした。

思えば5回目辺りから「何書こう…」という悩みが始まりました。

もちろん伝えたいことは、たくさんあったはずなのに、です。

「つづらねば」で始まる週末。

1週間は早い。

先週しぼり出してつづったと思えば、もう今週。

そんな日々でした。

でも、それが今回で50回目〈1回休み)を迎えます。

しばらく休もうか、と思ったこともありましたし、

やめようか、と思ったこともありました。

今の気持ちは、やっぱり良かったなぁです。

継続するということは、大変です。

でも、継続は、新しい何かを生みます。

今もそこに有り続けている手創り市を見ていると

それは確信に変わります。


ですので、いろんなことをひっくるめて言い表すと

「こんな大変な想いをさせて頂き、

勝手に憎んだりしちゃったけど、心から感謝しております。

本当にありがとうございました!!!」

です。


そして、新しい何かは生まれます。

私たち248 nishiyaが今やろうとしていること。

それは、アトリエをつくることです。

着々と計画は進み、

予定では3月に完成します。


大きな決断。


その空間で

何を感じて

何を伝えて

何をみせられるか。


私たちの構想は、

月に1度のアトリエ公開。

全国の方々が仙台に遊びに来てくれたらいいなぁ。

そんな妄想がふくらみます。


まだまだ構想段階。

たくさんの可能性とたくさんの未来が詰まった場所が創られます。


そして、これからまだまだ

新しい”何か”が始まります。





一年間、本当にありがとうございました



248 nishiya




どうも、憎まれもの世にはばかる名倉です。

震災後、1からのスタートとなった248さん。

生活環境から一変し、そこから更にものづくりの環境も仕切り直しの日々。

そんな中で私は連載記事をお願いしました。ある意味、人の迷惑も考えないで、という奴です。

けれども、震災を身をもって体験した248さんだからこそ(すべての人々が「体験」している

のですが、ここでは敢えて)、語るべきことはあったはずですし、語らぬことでもきっと

それはものづくりに反映されると思いました。

連載は終わりを迎えましたが、248さんのものづくりは新たな局面を迎えております。

それはアトリエをつくること。

そのアトリエではきっと248の世界観が存分に味わえるでしょう。とても楽しみです。

本連載「248 note」は終わりを迎えますが、手創り市の新たな会場&SCENE内に

できるギャラリーにて248さんの個展を開催する予定でおります。

詳細が決まりましたらお知らせを致します。

248さん、1年間もの連載お疲れさま。ありがとうございました!!


・・・・・


248 nishiya さんは10月13・14日開催されるARTS&CRAFT静岡に出展致します。

仙台より静岡へ。248の世界観を是非ともご覧ください!!


手創り市

http://www.tezukuriichi.com

info@tezukuriichi.com







週刊ロバビル 9月25日号


himaar HP  http://himaar.com/



ロバビルから、こんにちは。


ニュースを見て一喜一憂するのはやめようと、随分前に決めましたが、ときどきうっかり振り

回されてしまう未熟者です。

ほんとうのことは見え難く、決定とされたことは簡単に覆される。

でもまあ、前向きに考えたら、見えてこないところに目をやればほんとうのことがわかるの

かもしれないし、よくない決定だってひっくり返せる、とも言える!?

前を向くひねくれ者、万歳!


さて。

そろそろ、さすがに、秋ですね。

手創り市は出展するのも遊びに行くのも、春と秋が過ごしやすくて気持ちがいいですが、

秋はとくにベストシーズンという気がします。

年に一度のクラフトイベントも秋に開催されるところが多いですし、「手創り市の秋」

という言葉はまだないようですが、芸術の秋、行楽の秋、食欲の秋などとつながっている

ような気もしますし。


来月、久しぶりに、地元・山口でクラフトイベントに出展します。

イベント出展は、今年2月の雑司ケ谷手創り市以来、なんと8ヶ月ぶりです。


出展していない間も、店を始めたので、お客さんとの直接のやりとりはできていました。

各地のイベントに出展して各地のお客さんに見てもらうということはできないけれど、

実店舗だと、一人ひとりのお客さんと時間をかけてじっくり、必要なら日を置いて何度でも

繰り返し話したり見てもらったりすることができるようになったので、その点ではとても

よかったと実感しています。


出展しなくなって寂しく思ったのは、出展仲間と会えなくなったこと。

メールや電話で話はできても、顔を見て話すのとは違うし、なにより同じ場所と時間を

共有している感覚は出展しなければ味わえないものです。

そんなに深いつきあいをしているわけじゃくても、ちょこっとあいさつや近況を話したり

するだけでも、なんというか、心強いというか、喜びがある。

うまく言えないけど……。


で、出展仲間の「昨日、手創り市でした」というブログやメールを読んでは、いいなあ、

出展したいなあ、と羨ましく思っていたところ……、とある作家さんからメールをいただき

ました。

私たちが店を始めたのとちょうど同じ頃、同じように東京から離れた場所で店を始められた

作家さん。

おそらくは雑司ケ谷手創り市の同じ回に出展していたことも一度や二度ではないはずですが、

これまでお話する機会はありませんでした。

お名前こそ知っているものの、たぶん、あの方かなあ、とお顔は浮かぶような浮かばないよう

な……。

そんな方が、手創り市のサイトを通じて私たちのことを知り、「がんばりましょう」と

メールをくださった。

びっくりして、そして、とても嬉しかった。

出展しなくなっても出展仲間ができたようで、ちょっとしたやりとりが、やはりとても心強く、

喜びに感じています。


そして先日は、手創り市のサイトを通じて私たちのことを知ってくださった、手創り市に

出展している別の作家さんが、はるばる店へ訪ねてきてくださいました。

初めてお会いする方です。

いろいろとお話をして、新たな一歩を踏み出そうとしているその作家さんと知り合えたことを、

たとえば具体的に何かを一緒にやるとかそういうことがなくても、もうすでに心強いな、と。

あちらもそう思ってくださったのではないか、と。

とても嬉しいできごとでした。


今年2月、手創り市ブログに書かせていただいた記事。

その冒頭に「手創り市が人生を変えた」と書きましたが、それは今もなお、続いているように

思います。

山口にいても、手創り市をきっかけに新しいできごとが私たちに起きていく。

「離れたところにいても点と点でゆるい糸でつながって、誰かが動いたらそのゆるい糸を

伝わって何かを感じられるような、そういう関係をつくっていけたら」とも書きました。

その願いがかなっているようにも感じられて、とても有り難い。


手創り市、万歳!


10月の山口のイベントでは、久しぶりに手創り市で出会った出展仲間の何人かと会えます。

今からとても楽しみです!


それでは、また来週。

ロバビルからでした。




写真上:約2年半前、初めて雑司ケ谷手創り市に出展したときの展示。今見ると、よくも

まあこれだけの展示で出したもんだよ……と苦笑すると同時に、この勇気(無謀さ?)が

なければ今がなかったのだから、自分たちに「よくやった!」とも言ってやりたい気持ち。

ちなみに、まだ選考はありませんでした(先着順)。


写真下:鬼子母神会場にくらべて、お客さんもぐっと少なかった当時の大鳥神社会場。

そんな大鳥から始められたことも、私たちにはちょうどよかったのかも。



手創り市、万歳!だなんてお恥ずかしい限りですが…どうも名倉です。

遠く離れていても見えない糸で繋がっている。

それはつくり手同士だからこそ、そしてつくり手を応援する者だからこそ、

そんな風に感じています。

いつか手創り市に参加していた作家さんが全国に散らばった時、

その土地土地にある様々なモノ・コトをまとめた観光マップ、冊子のようなものを

作りたいです。いや、作ります。


※「週刊ロバビル」は毎週火曜日の更新となります。


手創り市

http://www.tezukuriichi.com

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くらしにエッセイ:はやく、あいたいな


ARTS&CRAFT静岡・米澤あす香




小学生のときに友達に弟や妹が生まれると羨ましかった。お姉さんになった友達は、抱っこして

あげたり、鼻水を拭いてあげたり世話を焼いていて、小学生ながら自分よりも小さい子を守って

いるようだった。

みんなどんなふうに新しい家族を待っていたのだろう。お母さんのお腹が日に日に大きくなる

からお手伝いをしたり、母子手帳やエコー写真を見ながら楽しみだねと話したり、一緒に名前を

考えたりしていたのかな。

私は次女で、従兄妹の中でも末っ子なので、いつも私の姉と従兄妹のお兄さんやお姉さんに

遊んでもらっていた。自分より小さい子と遊んだり、お世話をしたりということがなかった

から、私は今でも小さい子をあやすのが得意ではないかもしれない。


新しい家族が増えるということが私には未知なことだった。

それが、姉に子どもが出来て私に姪っ子か甥っ子ができるのだ。


お腹がだんだんと大きくなっていくこと、今まで食べていたものが食べられなくなったこと、

子どもが苦手だったがお腹の子に話し掛けるようになった姉。父がおじいちゃんに、母が

おばあちゃんに、私がおばちゃんになること…今までの暮らしで当たり前のことだったような

ものが、不思議に、でも自然に、形を変えていった。

この8ヶ月間、まだ見ぬ小さな存在が私たち家族をいつも心穏やかにしてくれた。


私が姪っ子と甥っ子に思いを馳せているのに、姉は出産がこわいと言っている。

早く子どもに会いたいとか楽しみな気持ちよりも、今は子育ての責任や出産自体に不安がある

そう。これが、マタニティーブルーというものなのだろうか。でも、初めての出産に不安な

気持ちになることは当たり前なのかなと思った。

そうしたら祖母が「あんた、犬だって猫だって子どもを産むんだから、あんたが産めなくて

どうするのよ!」と、きっぱりと言った。犬と猫と同じにされた姉は「そうだよね」と笑った。

80年も人生を歩んできた、母親としての大先輩のどっしりとした言葉は姉を少しは安心させた

と思う。


この間、母と姉と私ランチをしたとき、8ヶ月の大きなお腹になった姉は駅から徒歩10分の

距離が歩けずにタクシーを使った。こんなに動けなくなるものかという驚きと、確実にそのとき

が近づいていると思いながらも、まだ少し実感がわかない気持ち。今思うとあれが3人で

出掛けた最後になるのかもしれない。

姉が結婚してからも、母と姉と私でよく遊びに出かけた。

3人で休日にランチに行き、新幹線で東京・雑司が谷の手創り市へも遊びに行った。

これからは4人になる。今までランチをしていたお店はベビーカーでは入れないし、おむつや

着替えで荷物は多くなるし、静かなお店には入りづらいし、新幹線に乗って遠出をすることも

しばらくはないのかもしれない。

寂しい気持ちはなくはない。だけど、きっと愛らしい子の手を引いて歩けばそんなことも

忘れるのだろう。


カウントダウンが始まっている。

はやく、あいたいな。



※「くらしにエッセイ」は静岡にて新たに開催される
 「くらしのこと市」HP内のものを転載しております。


手創り市








拝啓_かしこ (9月22日)








※「拝啓_かしこ」は隔週土曜日の更新となります。


清水美紅さんは10月にARTS&CARFT静岡のARTISTS部門へ出展。

そして11月には高円寺にあるギャラリーにて個展を開催致します。

お近くにお立ち寄りの際には是非ともご覧ください!!


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たゆたう日記 9月20日




こんにちは。手創り市の名倉です。

今週、来週と「たゆたう日記」はお休み致します。


これまでの記事は

http://tsuzuru-hibi.jugem.jp/?cid=11

にてご覧下さい!!


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