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  • 2014.02.15 Saturday

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たゆたう日記(6月28日)




梅雨のすきま、アイスコーヒー、脳にエネルギーを送るべく、送られるのか知らないけれど

甘いチョコレートをむしゃむしゃしながらパソコンに向っています。

たぶん、送られたのは身体に脂肪だけな気はしてるけど。

今週、先週、先々週と、ヒマールさんのを読みながら「そうだそうだ!」と拳を振り上げ、

うんうん頷き、うっとり満足してちゃっかりじぶんが書いたつもりになっていたけど、

さっきからわたし、なんにも進んでいないのだった。

もう書く事ねぇなぁと猫をごしごしさすってみたら、がぶんと咬まれた。


わたしはこれ書くのに1日か2日かかっていて自分でもなにやってんだろうって思うのだけど

写真の並べ方や文章も何度も読み返して並べ替えてやっているけど、ほんとうになにやってん

だろう。


先日、庭の木槿を植え替えてもらい、今は咲くのを待っているところです、

来週までに咲くといいのだけれど、どうなるかわからない。

植え替えをしてくれた女の子はいつかお店を開きたいと言っていた。

応援してる。



一年間。

わたしなりに意識して、積極的に「市」に参加したり、出かけたりをしました。

わたしは古物を扱っているので、もっぱらそういった類いの、いわゆる骨董市や蚤の市ですが、

いつだって新しい発見が、古いものを売っている市でもそれぞれに違う「色」のようなものが

あって、あるので、面白いです。まだまだこれから、いろんな場所へ行ってみたいと思いました

し、もっともっと挑戦したいなと思いました。

販売も、表現も、お店ではできないことができたと思う。

また、同業の方やお客様、たくさんの方との出会いもあって、仕入れもできたし、

とてもよかった。いい経験ができました。

売っているモノも場所によって違うし面白いものです。

動けばそれだけいい出会いがあるのだということがわかりました。

肝心の手創り市には未だ行けていないというのが心残りではあるけれど、聞けば、毎月選考会が

あり、そこで選ばれた方々が出店されているそうで、出店される方も、遊びに行かれる方も、

きっと、ずっと飽きないね。すごいなぁと思います。いつか必ず行きたいです。

市、マーケットは商売の基本だし、いろんな国で開催されていて歴史も古い。

お店を始めたい方も、表現したい方も、楽しむ方も、ここから始めてみるのもよいのではないか

なと思いました。わたしはずいぶん遠回りをしたけれど、近くにすてきな「市」があるならば、

参加してみて損はなしと思われます。



一年間。

書こうとしたことはたくさんあったのですが、ほとんど書けなかった。

恥ずかしいことはたくさん書いた。できることなら破って捨てたい。笑

文章に起こすということはほんとうに大変に骨の折れる作業でありました。

もっとインプットしないと駄目だなぁ。

お伝えしきれなかった部分はまたいつかちがう形で。


来週はいよいよ最終回らしい!


来週はよいよ最終回。
いったいどんな記事が送られてくるでしょうか?
とても楽しみです。 名倉








週刊ロバビル・6月25日号


himaar HP  http://himaar.com/



ロバビルから、こんにちは。


ラスト2回にして、書けなくなっております……。

書こうかな、と思っている話題はあるのですが、書くにはちょっと頭と体力を使う内容でして。

じつは、先日の「1周年お礼の会」を終えてから、なんだか気が抜けたみたいになっている

我々なのです。


会の翌日から、ごくふつうに、いつも通りの店の日々があって、「月1ヨガ」やら「読書会」

やら。

スタッフとして参加することになった秋のイベントの顔合わせ会があったり。

7月に開催する「アイルランドのイベント」や「切り絵展」に向けて、食器類を探したりDMを

つくったり。

むしろいつもより忙しいくらいに動いているのですが、なんというか……すかっとしない。

もしかして、これって「疲れている」ってことなんだろうか?


文章を書くのは、かなりのエネルギーを使う作業です。

編集者をしている知人が言ってました、「作家は、文字通り身を削って作品を書いていると

感じる」と。

作家じゃないけど、ホント、そうだそうだ、と思います。


なので、これまでにも書こうと思いつつ、書くエネルギーがなくて、比較的ラクに書ける無難な

内容でお茶を濁した回も数知れず……すみません。

そして、貴重な残り2回の1回がまたまたこんな感じで、すみません。


さあ、次回の最終回に向けて、力をつけておくぞ!

乞うご期待!!


そんなわけで、また来週。

ロバビルからでした。


写真は本文とは関係なく。新規事業(?)に向けて着々と、準備という名の浪費を進めており

ます。さて、これらはなんでしょう?




音響機器と、シルクスクリーン?

???

なにがはじまるんだろう、ロバビルで。


最終回を是非ともお楽しみ下さい!! 名倉



※週刊ロバビルは次回で最終回となります。










たゆたう日記


6月21日。本日の「たゆたう日記」の更新はお休みを致します。
来週の更新を楽しみにしていて下さいね。
ちなみに、たゆたう日記は再来週でおしまいとなります。
それでは。

手創り市 





週刊ロバビル・6月18日号


himaar HP  http://himaar.com/



ロバビルから、こんにちは。


店をはじめて、1年がたちました。


開店前、何人もから「岩国でそんな店やってもお客さんは来んよ」と言われ……。

開店してからは初対面のお客さんにまで「がんばって長く続けてください」と言われ……。

先日は近所の小学生から「“閉店”1年目おめでとう!」(おうちの人が気づいて「開店」に書き

直してくれたけど・苦笑)と書いたカードをあやうくもらいそうになり……まあ、それは笑い話

として。


周囲の声を気にする私たちではありませんが。

ただ、「ほらね、やっぱり岩国でやってもダメなんよ」と言われる例を増やすことはしたくない。

後続のためにも、「岩国でもやっていけるんじゃね」と言われる例でありたい。

なので、1年は区切りでも目標でもないけれど、ひとまず、早々に店をたたむことなくやって

これたこと、そしてこれからもまだやっていけそうな開店1年の今を、よかったなあと嬉しく

思っています。


最近では、顔なじみのお客さんが毎日誰かしら来てくださるようにもなりました。

買物のついでに、仕事帰りに、仕事をさぼり(!)に、休日を過ごしに。

コーヒーでひと息ついて、本を読んだり、ときどき一緒におしゃべりしたり。

そんなふうに通ってくださるお客さんにとってウチの店は、もしかしたら生活の一部になって

いるのかも、と、ふと思ったら、ふしぎな気持ちになりました。

“おまけ”ではじめた喫茶だけど、喫茶をやっていなかったら、ここまでお客さんと交流すること

はなかったかもしれない。

正直やめてもいいかなあと考えたこともある喫茶だけど、やっぱり続けていこうと今は思い

ます。


ちょうど1年を迎えた日、店に協力してくださっている近隣在住の作家さんや自転車屋さん、

ワークショップで講師をしてくださっている方々、そのワークショップに参加されているお客

さんたちをお招きして、お礼の会を開きました。

これから飲食店をやろうと計画している20代のお姉ちゃんと弟くんのコンビに料理を頼み、

まもなくお菓子の工房を開く妻の妹にスイーツを頼み、ふだんは喫茶にないビールやワインも

用意して。

初めて会ったあの人とこの人が話を弾ませていたり、余興も何もない集まりなのに

「たのしかった」と言ってもらったり、会が終ってから料理とお菓子を担当してくれた子たちも

「たくさんの人が“おいしかった”と言ってくれた」と嬉しそうに話してくれて、そんな誰かの

たのしさや嬉しさが、自分たちのたのしさや嬉しさになるんだなということが再認識できて、

とてもいい日になりました。


遠くの作家さんたちはお招きできませんでしたが、この場をお借りして、お礼を伝えたいです。

どんな店になるやらわからないときからご協力いただき、本当にありがとうございます!

そして、この連載を読んで、ロバビルの事を少しでも気にかけてくださっているみなさんにも。

ありがとうございます!!


2年目もマイペースでたのしくやってまいります。

よろしければ、どうぞ一緒におたのしみください。


それでは、また来週。

ロバビルからでした。


写真は、会のときに「自由に撮影してください」と札を付けたカメラを置いてみなさんに撮って

もらったら、なぜか早々に“変顔撮影大会”になっていて、笑えるけど載せられない写真ばかり

だった(苦笑)……ので、会のようすはご想像いただくとして。

上:とてもセンスのある若き料理家、絶賛料理中!と、下:たくさんいただいた花のひとつ、

自家菜園から持ってきてくださったアーティチョーク。




※週刊ロバビルはもうすぐ終了となります。
 最後までご期待下さい!!


手創り市





たゆたう日記(6月14日)



先週、市(いち)について書くと予告してたのですが、気が変わりました。(えー!)

わたくし、一昨日、石川県立美術館(金沢)で開催中の『国宝・薬師寺展』に行ってきたので、

そのこと書いてもいいですか。

展示すごかったので、熱いうちに書いておきたいと思います。


『国宝・薬師寺展』。タイトルどおり、奈良の薬師寺に伝わる宝物の数々、国宝6点を含む、を

間近で鑑賞できるとあって、この日の美術館は平日にも拘らず、たくさんの人で賑わって

おりました。年齢層はちょいとお高めでしたが。

聖観世音菩薩立像(国宝)など、厨子から出、光背を外した姿でのご出陳、普段はぜったいに

見られないとされている後ろ姿も、ぐるり廻って拝観することができるので、しかも手を

伸ばせば届いてしまう距離なのだ、なんというか、ありがたや!ありがたや!というわけです。

後ろ姿も美しかった。これが七世紀〜八世紀に創られたものだというのだから驚きだ。

こんなのもう一生観れないかもしれないですよ!観たほうがいい!!

と、どこかの安い宣伝文句みたいだけれど、わたし言うよ。

薬師寺に行っても平素は拝観することのできない宝物の数々が、しかもここ(わたしが住んで

ます)石川県で拝観できるのは6月23日までですので、まだの方ぜひにと思います。

16時30分からは薬師寺のイケメン僧侶の案内での特別ガイダンス(会場めぐり)があるという

のでわたしはそれに合わせて行ってきましたが(不純)笑、や、でも、冗談抜きに、

このガイダンス受けてとてもよかったです。おすすめです。

わたしは美術館へ行くと時間が合えばできるだけ、こういったガイダンスを受けるようにして

います。「隠れキャラ」じゃないけれど、隠れ美術品や芸術品などがそこかしこにあったりと、

気づかなかったことに気づけたり、知らなかったことを知れたりするので面白いのです。


僧侶の案内はウィットに富んだジョークをふんだんに交えつつ、綾小路きみまろか!と思わず

つっこみそうになるほど面白かったり&勉強になったりしました。しかもイケメン。ね。


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国宝・慈恩大師像(平安時代)


今回、わたしが拝観できてよかったと思ったのは仏像よりも絵でした。

新しい扉が開いたかもしれん、、と思いました

重要文化財・塑像残欠(追補木彫像・鎌倉時代) 

木彫像の中ではこれがとても好きでした。

とくに、このお二方…。


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20130613_508135.jpg

国宝・吉祥天女像(奈良時代。ちなみに麻布に描かれています。)


吉祥天は、古代インドの美と豊穣の女神。

左手に捧げ持つ深紅の宝珠。

とても美しい

この珠は、どんな願いも叶えてくれる、云わば魔法の珠なのです。


あなたは欲しいですか?


そんな問いに、なにも考えず「欲しい!!」と叫んでしまったけれど。


でも、ほんとうに、そんな珠があったなら。


幸せ? …かなぁ?



※たゆたう日記は毎週金曜更新となりますが、1年間の連載期間の
 締めくくりまでもう少し!!